生きること学ぶこと 広中 平祐
こんにちは。
今日は本の紹介をしていきます。
今日紹介する本は
です。
この本は数学者である著者が自分の人生を振り返って、学び、学問についての自分の態度がどのようであったか書かれています。
また、若者に向けてのメッセージも多少存在しています。
本の内容に入りますが、この本の中で著者は学ぶ意義について、学ぶとは知恵をつけるために行うといっています。
そして、自分なりの解釈も入っていますが、知恵をつければ創造できるといった具合に、学びは創造につながるものだと私は読んで感じました。
創造が起きた時に、人は大きな喜びを感じると書いてあり、確かにその通りだと納得しました。
ここでいう創造はアインシュタインの相対性理論や量子力学等といった大層なものではなく、おいしい料理が作れた、難しい迷路を作成したといった日常生活でもしばしば体感できることを指しています。
この学びから創造までの流れについて書かれていた時に、私が特に印象的だったのは学んだことは忘れてしまっていても問題ないということです。
せっかく勉強することに時間を割くのだから、やったことは全部覚えておきたいと思ってしまいますが、正直その考えのせいか私にとって勉強はつらいものになっています。
そのため、無理に覚えなくても良く、それよりも楽しむことが大事だという筆者の考えは自分の心を軽くしてくれました。
同時に、自分がやりたい、学びたいと思っていたことが本当に学びたいからしていることなのかを考えさせてくれました。
私は興味があちこちに移ることが多く、飽き性な人間です。
これは、好奇心が強いからそうなるのかなと思っていましたが、そうとは限らないとこの本を読んで理解しました。
私の興味には二つの共通点がありました。
それは、お金が稼げるかもと習得するとかっこいいと思われそうということです。
興味があることはこの二つのうちどちらかの要素を持っていることが多いということに気づきました。
興味の対象をただただ面白いと思っていることは少なかったのです。
そりゃ、興味の対象自体を愛していないんだから続かないなと思いました。
今回自分の飽き性の要因が学べたので、これからは最初興味があるなと思うことをやってみて、前に述べた二つのどちらかに当てはまらないか考えたいです。
当てはまったらそれ自体に興味があったわけではないんだと割り切り、また別のことをします。
繰り返していくうちに、私が心から学びたい、創造したいと思えることが見つけられたらと思います。
今回紹介した本について、まだ書きたいことはありますが、とりあえず今日はここまでにします。
また機会があれば書きます。
それでは。